履歴書の書き方

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履歴書は、就職活動において、自分というものを語り、自分像をアピールできる大きな役割を果たしている。
どんな人間かを判断される最も重要な資料となるのである。
履歴書をしっかり書く事が、堂々と面接を受けられる自信へとつながり、内定を勝ち取る事ができるのである。
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履歴書の種類と記入上の注意
履歴書には、市販のものと大学独自に作成したものがある。
大学独自の物は、写真欄がひとまわり大きくインパクトを与えやすい。また、志望動機や本人希望記入欄などの書きにくい項目、企業別に変える必要のある項目を削除してあったりと、学生にとって使いやすいように工夫されている。
履歴書を書く時は、黒い万年筆が好ましい。鉛筆は論外、ボールペンも仕上がりが汚くなる恐れがある。
文字は楷書で丁寧に正確に書く。丸文字・クセ字は不可。相手が読みやすいよう誠意を込めて書こう。
数字はアラビア数字で記載。志望動機や自己PRのように文章を書く場合、謙譲語や尊敬語を使う必要はなく、丁寧語で十分。
失敗したら、修正液を使わず、もう一枚新たに書き直す。空欄は絶対に残さない。
保護者欄は、本人が未成年者の場合のみ記人する。
写真の撮り方・貼り方
写真が履歴書の第一印象を決める。
- スピード写真やスナップ写真は、仕上がりも悪い上、会社に誠意が伝わらず、準備不足と見られ、
印象が悪いので避けたい。
- 表情も研究しよう!まじめすぎてもスナップ写真のような笑顔でも不向き。
- 明るく知性的、かつ上品に。服装なども変えて、もっとも顔が映えるものを!
- カラー写真より白黒写真を使うようにしたい。ボーダーラインで表情が決め手になる事だってある。
- 服装はフォーマルで、3ヶ月以内に撮った上半身・正面の写真を使用する。
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● 髪形
前髪は眉毛にかからないように。すっきりした短髪が好ましい。
● ネクタイ
原色かスーツと同じ色を使ったものが良い。ストライプが好ましい。柄ものは避ける。
● ワイシャツ
白無地のワイシャツで、衿はボタンダウンでも可。
● スーツ
色は濃紺が落ちついてみえる。姿勢、あごの上げすぎ、下げすぎに注意。胸を張って堂々と。 |
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● 髪形
前髪は目にかからない。ショートカット、または肩ぐらいの長さが印象としては良い。長髪の人は、まとめた方が良い。
● メイク
ナチュラルメイクで、ふだんより薄めにしたほうが良い。
● ブラウス
色は白。衿は大きすぎないもの、フリルやレースのついたものはダメ。
● スーツ
無難に濃紺のスーツかブレザーがもっとも顔写りが良い。 |
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● アクセサリー
アクセサリー類は原則としてはずす。メガネの度が強い人は、コンタクトレンズにした方が無難。
また、履歴書から剥がれて誰の写真か判らなくなるのを防ぐためにも、写真の裏には名前・大学名・学部名を明記する。
企業によってはファイルに貼り変える場合もあり、はがしやすいよう上部だけをのり付けするよう指示される場合もある。
各項目での注意事項
● 日付け
提出直前の日付を書き、数字は算用数字で統一しよう。年のところは元号で書く。恐らく今年も、採用市場は、履歴書を何枚も書かなければいけない状況なので、空欄にして準備しておく。
● 印鑑
押し忘れに注意!ゴム印は使わない。三文判で十分。まっすぐきれいに押す。薄い、半分しか押されていない、かすれている、斜め、汚れている、などは印象が悪い。本などを下敷きにしてきれいに押す。
● 氏名
氏名は楷書で丁寧に記入する。枠いっぱいに大きく書きすぎたり、小さすぎて空きをとりすぎたりしないよう、枠と氏名のバランスに気をつけよう。「ふりがな」とあればひらがなで、「フリガナ」とあればカタカナで記入。わかりきった読み方でも必ず記入する事!
● 現住所
住所は都道府県から、郵便番号も忘れずに記入。ふりがなは漢字部分だけでよい。就職活動中、ホテルや友人の家に泊まっている人も、現住所や連絡先は、企業が連絡をつけやすい自宅の方を書いておく。女子の場合、自宅がマンションの人は、一人暮らしと間違えられやすく、会社によっては門前払いに会うので、最後に(自宅)と書いておいた方が良い(裏技だよ)。自宅にかかるのか、呼び出しか、直通かを明示。
留守番電話がある場合は、その事も書く。あらかじめ留守番電話があるのを知っていれば、電話をかける人がメッセージを入れてくれる可能性が高い。寮や下宿暮らしの人は、直通電話があっても代表番号を書いておくのも一つの方法。留守の時でも誰かが取ってくれて、企業から連絡があった事がすぐに判る。家族が電話をとっても対応できるようにしておく。
● 学歴
学歴の欄の一行目は「学歴」と書く。小・中・高は、県立(市立)か私立かを頭につける。大学は国立・私立など書かなくてもよい。小学校卒業から順序良く、省略しないように記入する。途中で転校していてる場合、入学と卒業を見れば判るので、その旨は書かなくてよい。
○○大学(短期大学)○○学部○○学科(専攻があれば併せて記載)○年在学中と、きっちり書く。翌年3月の日付を書いて「卒業見込み」とするやり方もあるが、せめて4年生の夏ぐらいの段階にならないと不適切である。また「同校卒業」や「〃」のような手抜きはしてはいけない。年月も「〃」とはしない。
浪人した事は、学歴にはならないので書かない。留学経験は1年以上のもののみ記載する。
● 職歴
学歴欄の次に1行あけて「職歴」と書き、次の行に「なし」と書く。アルバイト経験は不要。
2部の学生などで、大学に在籍しながら働いている場合でも記入しない。高校卒業後、一度就職して退職した後、大学に入学した場合は書いてよい。
● 賞罰
学歴、職歴欄の見出しに賞罰もある場合は、職歴の後に1行あけて記載。賞については、国内トップレベル、またはオリンピック入賞レベル以外は書かず、書く事がなければ「なし」と書く。
すべて書き終えたら、次の行の右端に「以上」と書く。
● 免許・資格
免許・資格は、実際に免状、資格を持っているものを、取得年順に、取得年月日も書く。
ただし、むやみに埋める必要はない。具体的には、英検・簿記・秘書検定・珠算などは2級以上、武道や書道は有段者。が、「枯れ木も山の賑わい」と割り切ってもいいかも。華道・茶道の免状やスキューバーダイビング・船舶・パラグライダーの免状も資格となる。
● 特技・好きな学科
一つ一つ分けて書いたほうが自分の能力を伝えやすい。得意な技術を書くだけでなく、目標とした事や経験、そこで得た事、学んだ事などを具体的に書くとアピールでき、また個性も強調できる。自分がどんな人かを理解してもらう場であり、決して「なし」とは書かないように。
● 通勤時間
自宅から会社までかかる時間を10分、15分単位で、だいたいの目安を書く。会社までの距離が遠く、一人暮らしを考えている人は面接時にその旨を伝えよう。
● 本人希望記入欄
空欄のままや特になしは絶対に避ける。ただし、給料や勤務時間について書くのは論外である。もっとも適切なのは希望職種で、どんな仕事がしたいか具体的に希望する理由まで書くとよい。これらの事は会社説明会等で応募書類を書くつもりで企業の話を聞くと、どんな内容がいいのか見えてくる。その企業への質問とその理由を書いたり、応募した動機を具体的に書いても良いだろう。
● 健康状態
「良好」「極めて良好」で十分。「毎日トレーニングして体を鍛えてますので、極めて良好です」のように具体的に書いても良い。
● 趣味
特に優れた能力を持ってなくても、自分が興味を持ち、自分が好きなら書いておこう。具体的な内容も書き、個性が強調され、興味を引きやすいものならなおよい。
● 研究課題
卒論のテーマが决まっていればそれを書く。決まっていない場合は自分が興味を持ち、これからも勉強していきたい事を書けばよい。でも面接でつっこまれる可能性あり。できるだけ判りやすく、専門用語を使わず書く。おもしろそうな研究をしていると思われるように書くと良い。
● 興味のある科目
自分の専攻学科やゼミでとっている科目、成績のよかった科目を書く。具体的な内容を説明し、読む側の興味を引きやすくする。独自に勉強したものがあれば、それも書く。
● 勉強以外に力を注いだ事
たとえばスポーツ・文化サークル活動など、できるだけ具体的に書く。エピソードを入れ、自分がそこで何をしていたか、何を得たかを判るように書く。いろいろな事に興味を持った人は、あまりたくさん書くと事例の羅列で終わってしまう恐れがあるので、アピールポイントを1つか2つに絞って書く。アルバイト、サークル活動、習い事、旅行など何でも良い。企業は、学業以外の活動生活を通して、学生の考えや学んだ事を知りたがっているのである。
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